官能小説 あおいつぼみ 葵蕾
官能小説 露出小説 レズビアン小説 エッチな小説を絵画いています(18禁)官能小説あおいつぼみ葵蕾はソフトエロスを趣旨とし、ときめき・露出・羞恥・美乳・レズビアン・美少女等をテーマに淡く甘く時には切ない疼きをコミカルなエロスで表現したい
ご来訪、誠にありがとうございます。
当サイトは官能小説につき18禁としております。 また性的描写に嫌悪感を持たれる方
の閲覧もご遠慮ください。 ご自身の自己責任において承諾頂ける方のみお楽しみ下さい。
また当サイト内の小説はすべて作り絵空ですのでご承知おきください。
堕ちていく私 15 ≪ワインに酔って≫
「私たち、何に乾杯したのかしら」
「もちろん、貴女との出会いに」
「あら、まぁ、お上手。 でもこんな私でも良かったのかしら」
「貴女みたいな綺麗な女性と食事できるのは嬉しい」
「そんなことないわ。 だって私って変でしょ」 自室の行為のことを言ったつもりだった。
「そのことでしたらあやまります。 ついつい見とれてしまいました」
「やっぱり見られてしまったのね、私。 だったら変でしょう」
「いえ、自然なことです」
「あなたはされることないのでしょうね。 お相手の方がいらっしゃることでしょうから」
かまをかけて聞いてみた。
「いえ、私は一人身ですから」
「じゃぁ、されることもおありですか?」
「ずいぶん、ズバリの事をお聞きになるのですね。 まぁ、私も男ですから」
「ごめんなさい。 変なこと聞いちゃって。 でも私、どうしたらいいのか分らなくなって」
「そのお話はやめましょう。 私は気にしておりません」
「でも私・・・、とんでもないものをお見せしてしまったから。 本当に変だと思いません?」
「誰だって欲はあります。 あの場合、たまたまだったということもあるでしょう。
それを見てしまった私も悪い。
本音の話、貴女を見て綺麗だと思いました。
綺麗なお姿だったのでついつい見惚れてしまったのです。 ・・・。
正直にお話しましょう。 貴女を見て、私もついついしてしまいました。 だからお相子ですね」
「でも私はお見せしました。 私はあなたを見ていないわ」
「そんな、男のものは見るべきものではないですよ」
目と目があって、お互い笑った。 ずいぶんきわどい話をするものだ。
「そういえば・・・」 名前を聞いてないことに気がついた。
「蒼井です」
「そうね、お手紙に書いてあったわよね。 私は・・・」
「小林美紀子さん 25才 秋田県のご出身」 また、この男の前で凍りついた。
人間の目がこれほど大きく開くもの?なのか?
大きな目を開いて、男を見つめた。
「あっ・・・、あぁ・・の・・・」 言葉が出ない。
「もう少しお話しましょうか」 男は得意満面に話し始めた。
「秋田県 大河村のご出身
大学からこちらに出てこられ卒業後、藍澤化粧品に入社され、
今ではそこから西急百貨店1Fの化粧品売り場にご勤務。
現在お付合いされているボーイフレンドはいらっしゃいませんよ・・・ね?」
何がなんだか分からないでいた。
「お話しましょう。 と言ってもごく一部ですが。 貴女はたぶん私のことを知りたがっている。
貴女のプライベートをそこまで知っているのは単なる変質者と違うのはご理解頂けるでしょう。
私はそういうことを知りえる立場にいます。
もちろん貴女だけでなく、あのマンションから半径50m以内の住人はすべて記憶しています。
そういう仕事をしています。 ご理解していただけますか?」
「理解って・・・、何がなんだか・・・」
「あのマンションはひと仕事、終わったら引き払います。 そうしたら貴女に会うこともないでしょう」
「要はあなたを知っちゃあいけないということ?」
「そうお考え頂ければ助かります」 それから、言葉が続かなかった。