2009-02-14(Sat)
麻衣妖炎 第三十四話
≪ 写 真 ≫
食事も終わり、少し休憩がてら旅館の庭を散歩することにした。
麻衣はお酒の酔いに話の衝撃さで、少しフラフラした感じで庭に出てみると、ライトアップされた庭園は凄く綺麗で幻想的な雰囲気をかもしだいしていた。
庭園のベンチに腰掛けて夜空に浮かんだまん丸お月さんを見て、またここに来られたらいいなぁっと心静かに想いをはせる。
散歩から戻ると布団がひいてあった。
部屋の片隅に片付けられたテーブルに集まり、お茶を飲みながら持ってきたお菓子とともにおしゃべりが始まる。
「マイの今の彼氏はどんな人?」って麻美が聞いてきた。
「ん~、そうね~、どっちかっていうとスポーツマンタイプで身体ががっちりしている人」
クミが「写真あるでしょ? 携帯に」
「うん! あるよ。見したげようか?」というよりも見せたかった。
自分でもかっこいい彼氏だと思うので自慢したかった。
携帯をカバンから取り出し一番お気に入りの写真、海に行って私がビキニで大輔は海パンだから上半身裸。
ちょっと恥ずかしいけどたくましい大輔の胸が好きだから思い切って見せることにした。
久美子に渡して「へ~ぇ、かっこいいじゃん! たしかにスポーツマンタイプ、で?彼?身長は?」
「180」
「へ~、高いね。 マイとダンチ」
確かに彼は身長が高く、キスをするときはいつも背伸びをすることが多い。
だってその方が彼に抱き付けるから。
久美子が携帯を麻美に渡した。
「やさしい?」
「もち! やさしいわよ~」
「いくつ?」
「同級生」
「そっか~、いいなぁ~、大学生はそういう出会いがあって」
麻美が「あっちもやさしい?」
「あっちって? あっち?」
「もちろん! あっち」
「えへへ、内緒!」
「いいんだ」
「まあね」
携帯が裕子に回る。
「学生だったら毎日会うの?」
「4年だから毎日学校には行ってないの。 週4回。 彼とタイミングがあわなくて、彼と学校で合うのは週3日。 それ以外はバイトがあるから」
「会ったらするんだ」 突っ込むアミ
「キャハ! そんなにしない。 だってする時はそれなりの場所が必要だもん。 いくらバイトしていてもそんなにお金ないから」
「お金なくっても、今時の女子大生ならカラオケボックスでもしているらしいわよ」
「そうね、大学の友達でそういう子はいるわ。 でも私はダメなの。 だってゆっくりしたいもの」
「ゆっくりしたいんだ!」
「もう! それ! どういう意味?」
自分の心が見透かされたようで気恥ずかしかったので、怒ったようにみせた。
だってゆっくり愛されたいんだもん!
「マァ~イ~~ィ」 突然、裕子の声がした。
ビクッとした。
何かとんでもない様な予感に不安にかられた。
「この写真は、ナ~ァ、二~ィ?」
そこには、鏡の前に全裸でひざまつき悩殺ポーズをとった写真があった。
一人遊びで撮った写真。
麻衣の顔面に火がつき、顔面真っ赤になりながら「ダメ~、見ないで~」
悲願しても、久美子と麻美が見して見してと麻衣の侵入をガードした。
「ヘ~ェ、なんか? エロチックだけど綺麗ね!」
「なんとなく芸術的。 すごいね、悩殺ポーズ」
十分楽しまれた後、携帯を返してくれた。
半ベソをかく麻衣・・・
しまった!
隠しフォルダーに例の写真を一枚だけ残していたのを忘れていた。
彼との写真も、彼が上半身裸だし、私もビキニだから恥ずかしいので見られないように隠しフォルダーに入れていた。
隠しフォルダーにはその2枚しか入っていない。
当然、次を押したらその写真が出てくる。
食事も終わり、少し休憩がてら旅館の庭を散歩することにした。
麻衣はお酒の酔いに話の衝撃さで、少しフラフラした感じで庭に出てみると、ライトアップされた庭園は凄く綺麗で幻想的な雰囲気をかもしだいしていた。
庭園のベンチに腰掛けて夜空に浮かんだまん丸お月さんを見て、またここに来られたらいいなぁっと心静かに想いをはせる。
散歩から戻ると布団がひいてあった。
部屋の片隅に片付けられたテーブルに集まり、お茶を飲みながら持ってきたお菓子とともにおしゃべりが始まる。
「マイの今の彼氏はどんな人?」って麻美が聞いてきた。
「ん~、そうね~、どっちかっていうとスポーツマンタイプで身体ががっちりしている人」
クミが「写真あるでしょ? 携帯に」
「うん! あるよ。見したげようか?」というよりも見せたかった。
自分でもかっこいい彼氏だと思うので自慢したかった。
携帯をカバンから取り出し一番お気に入りの写真、海に行って私がビキニで大輔は海パンだから上半身裸。
ちょっと恥ずかしいけどたくましい大輔の胸が好きだから思い切って見せることにした。
久美子に渡して「へ~ぇ、かっこいいじゃん! たしかにスポーツマンタイプ、で?彼?身長は?」
「180」
「へ~、高いね。 マイとダンチ」
確かに彼は身長が高く、キスをするときはいつも背伸びをすることが多い。
だってその方が彼に抱き付けるから。
久美子が携帯を麻美に渡した。
「やさしい?」
「もち! やさしいわよ~」
「いくつ?」
「同級生」
「そっか~、いいなぁ~、大学生はそういう出会いがあって」
麻美が「あっちもやさしい?」
「あっちって? あっち?」
「もちろん! あっち」
「えへへ、内緒!」
「いいんだ」
「まあね」
携帯が裕子に回る。
「学生だったら毎日会うの?」
「4年だから毎日学校には行ってないの。 週4回。 彼とタイミングがあわなくて、彼と学校で合うのは週3日。 それ以外はバイトがあるから」
「会ったらするんだ」 突っ込むアミ
「キャハ! そんなにしない。 だってする時はそれなりの場所が必要だもん。 いくらバイトしていてもそんなにお金ないから」
「お金なくっても、今時の女子大生ならカラオケボックスでもしているらしいわよ」
「そうね、大学の友達でそういう子はいるわ。 でも私はダメなの。 だってゆっくりしたいもの」
「ゆっくりしたいんだ!」
「もう! それ! どういう意味?」
自分の心が見透かされたようで気恥ずかしかったので、怒ったようにみせた。
だってゆっくり愛されたいんだもん!
「マァ~イ~~ィ」 突然、裕子の声がした。
ビクッとした。
何かとんでもない様な予感に不安にかられた。
「この写真は、ナ~ァ、二~ィ?」
そこには、鏡の前に全裸でひざまつき悩殺ポーズをとった写真があった。
一人遊びで撮った写真。
麻衣の顔面に火がつき、顔面真っ赤になりながら「ダメ~、見ないで~」
悲願しても、久美子と麻美が見して見してと麻衣の侵入をガードした。
「ヘ~ェ、なんか? エロチックだけど綺麗ね!」
「なんとなく芸術的。 すごいね、悩殺ポーズ」
十分楽しまれた後、携帯を返してくれた。
半ベソをかく麻衣・・・
しまった!
隠しフォルダーに例の写真を一枚だけ残していたのを忘れていた。
彼との写真も、彼が上半身裸だし、私もビキニだから恥ずかしいので見られないように隠しフォルダーに入れていた。
隠しフォルダーにはその2枚しか入っていない。
当然、次を押したらその写真が出てくる。