2012-10-08(Mon)
下田の海 4話
「ねっ、見えた?」
「・・・」
「あはっ、見えたわよね・・・」
男の子はうなずきました。
「やっぱり・・・、しょうがないわよね、私が見せたようなものだから。
でも・・・どうしよう? 片手では結べないし、両手で結んだら溺れちゃう・・・」
男の子も返答に困っているようでした。
しょうがないので・・・って言ってもそれが目的なんですから・・・
「マットに上って水着を直すから、見ないでくれる?」
「いいよ、でもマットはさっきみたいに沈めた方がいい?」
「そうしてくれると助かる」
「でも、そんなことしていたら見えちゃうよ」
「そっか、でも・・・、しょうがないか・・・、見えちゃうもんね。
でも押さえてくれた方がやっぱり上がりやすいし・・・、
わかった、かまわないから・・・、そのまま上るけど、
なるべく見ないようにしてくれればそれでいい。
少しくらいならいいけど、マジマジ見ちゃぁだめよ。 恥ずかしいから。 それでいい?」
「僕たちは別にかまわないけど、お姉さんさえよければ」
「じゃぁ、お願いします」
ここまで計画通りでした。 何回も海に落ちて海水を飲んだ以外は。
水を飲んでしまうと体力も弱ります。
それを言い訳にして、マットを沈めてもらうことにして、まじかに胸を見てもらうことにしました。
まったくの露出狂の私には困ったものです。
自分で言うのもなんなのですが、たわわに実ったバスト。
胸の谷間を見せながら街を歩くと、多くの視線を集めるバストだから、
目の前に来られると普通の男の子だったら見ないわけがありません。
きっと大注目です。
本当はそれでもいいんですが、やっぱり女です。
恥じらいがなかったら女じゃないですよね。
マットの両サイドから真ん中を押さえてもらいました。
男の子たちをみると、しっかり目を開けています。
気がつかないフリをして、マットに上りました。
なるべく男の子たちを見ないようにマットに腰かけ水着を直しました。
「ありがとう、とっても助かった」
「いや、いいですよ、そんなたいした事はなかったし」
「そう? そうでもなかったんじゃない? いいもの見れたし・・・?」
「アハハ、そのとおり。得しちゃいました」
「そう? 得したの? じゃぁ私は損したのかなぁ?
でもそんな気分でもないし・・・、まぁ、いいや、難しい事考えても始まらないし」
「で、お姉さん、これからどうするの?」
「さすがに疲れたから岸に帰る」
「そう、そうしたら僕たちが連れて行ってあげるよ」
「ほんと? 泳いで帰るのはちょっとしんどくって、どうしようかと考えていたところなの」
「いいよ、僕たちが押してあげるから、そのまま座ってくれたままでいいよ」
「ありがとう、うれしいわ。 じゃぁ、ヨロシクお願いします」
岸へ向かうときはまるでお姫様気分でした。
私が乗ったお神輿を若い男の子が担いで、そこのけ、そこのけ、お姫差が通る、なぁ~んちゃって。
でも気分は悪くありませんでした、というより、ちょっぴり最高!
“お持ち帰り”された私は、岸に着くと丁重にお礼を述べ男の子たちと別れると、荷物のあるところまで戻りました。
タオルで体を拭いてから周りを見渡すと、先ほどより人が増えているようです。
でも子供たちが多いかな? 夏休み最後の楽しみで来ているようです。
ロングTシャツに袖を通し、持ってきたお紅茶やお菓子をほおばります。
のどかな砂浜が気分をリラックスさせてくれました。
持ってきたお菓子はクッキーなどの乾いたものが多く、
なにか冷たいものが欲しくなったので、かき氷でも買いに行こうと財布を取り出しました。
お店屋さんにつくと、思い通りのかき氷があったのでひとつ注文しました。
「・・・」
「あはっ、見えたわよね・・・」
男の子はうなずきました。
「やっぱり・・・、しょうがないわよね、私が見せたようなものだから。
でも・・・どうしよう? 片手では結べないし、両手で結んだら溺れちゃう・・・」
男の子も返答に困っているようでした。
しょうがないので・・・って言ってもそれが目的なんですから・・・
「マットに上って水着を直すから、見ないでくれる?」
「いいよ、でもマットはさっきみたいに沈めた方がいい?」
「そうしてくれると助かる」
「でも、そんなことしていたら見えちゃうよ」
「そっか、でも・・・、しょうがないか・・・、見えちゃうもんね。
でも押さえてくれた方がやっぱり上がりやすいし・・・、
わかった、かまわないから・・・、そのまま上るけど、
なるべく見ないようにしてくれればそれでいい。
少しくらいならいいけど、マジマジ見ちゃぁだめよ。 恥ずかしいから。 それでいい?」
「僕たちは別にかまわないけど、お姉さんさえよければ」
「じゃぁ、お願いします」
ここまで計画通りでした。 何回も海に落ちて海水を飲んだ以外は。
水を飲んでしまうと体力も弱ります。
それを言い訳にして、マットを沈めてもらうことにして、まじかに胸を見てもらうことにしました。
まったくの露出狂の私には困ったものです。
自分で言うのもなんなのですが、たわわに実ったバスト。
胸の谷間を見せながら街を歩くと、多くの視線を集めるバストだから、
目の前に来られると普通の男の子だったら見ないわけがありません。
きっと大注目です。
本当はそれでもいいんですが、やっぱり女です。
恥じらいがなかったら女じゃないですよね。
マットの両サイドから真ん中を押さえてもらいました。
男の子たちをみると、しっかり目を開けています。
気がつかないフリをして、マットに上りました。
なるべく男の子たちを見ないようにマットに腰かけ水着を直しました。
「ありがとう、とっても助かった」
「いや、いいですよ、そんなたいした事はなかったし」
「そう? そうでもなかったんじゃない? いいもの見れたし・・・?」
「アハハ、そのとおり。得しちゃいました」
「そう? 得したの? じゃぁ私は損したのかなぁ?
でもそんな気分でもないし・・・、まぁ、いいや、難しい事考えても始まらないし」
「で、お姉さん、これからどうするの?」
「さすがに疲れたから岸に帰る」
「そう、そうしたら僕たちが連れて行ってあげるよ」
「ほんと? 泳いで帰るのはちょっとしんどくって、どうしようかと考えていたところなの」
「いいよ、僕たちが押してあげるから、そのまま座ってくれたままでいいよ」
「ありがとう、うれしいわ。 じゃぁ、ヨロシクお願いします」
岸へ向かうときはまるでお姫様気分でした。
私が乗ったお神輿を若い男の子が担いで、そこのけ、そこのけ、お姫差が通る、なぁ~んちゃって。
でも気分は悪くありませんでした、というより、ちょっぴり最高!
“お持ち帰り”された私は、岸に着くと丁重にお礼を述べ男の子たちと別れると、荷物のあるところまで戻りました。
タオルで体を拭いてから周りを見渡すと、先ほどより人が増えているようです。
でも子供たちが多いかな? 夏休み最後の楽しみで来ているようです。
ロングTシャツに袖を通し、持ってきたお紅茶やお菓子をほおばります。
のどかな砂浜が気分をリラックスさせてくれました。
持ってきたお菓子はクッキーなどの乾いたものが多く、
なにか冷たいものが欲しくなったので、かき氷でも買いに行こうと財布を取り出しました。
お店屋さんにつくと、思い通りのかき氷があったのでひとつ注文しました。